まとめと追記

子供の勉強まとめ

実は心の子育てさえちゃんとやってあげていれば、私は子供の勉強に関してかなり楽観的です。と言うのも『心がしっかり成長できている子供が勉強はしない』なんて、それはちょっと想像できないからです。ただ、勉強が始まる小学校入学時は、さすがにまだ幼いので、最初だけは親が環境を整えて、勉強というレールになるべくスムースに乗せてあげることが本当に大事だと思います。合わせて、勉強は子供の考える力を伸ばすツールなんだと親が理解できていれば、成績などに必要以上に神経質にならずに、子供の勉強ともしっかり向き合っていくことができると思います。

子供の勉強は、家庭学習の習慣が付き、ある程度軌道に乗ってしまえば、あとは必要に応じて修正していくだけで良くなります。「いつの間にか自分で勉強することが当たり前になっていた」と、将来子供が振り返って思えるように、とくに最初は親が環境を整えサポートしてあげてください。


追記1 テスト勉強

テストが近づけば勉強し、終わればほっとして、数日たつと結果が返ってくる。みなさんも経験してきた通り、これがテストの一通りの流れです。しかしテスト勉強は返ってきてからが本番です。

テストを行うの本来の目的は、決められた範囲の理解度の確認と理解できていないところの洗い出しです。たとえば、あるテストが70点だとしたら、その範囲の自分の理解度はおおよそ70%くらいだと客観的に判断できます。その上で間違った所を中心に勉強し直せば、効率的に補習でき、しっかり理解を深めた上で次へ進めるようになります。ここまでが本当のテスト勉強です。ちょっと大変そうにも思えますが、トータルで考えると、これはとても合理的な勉強法だと言えます。もちろん確実に実力アップにつながります。


追記2 勉強の義務と責任

日本に生まれた子供たちは等しく『教育を受ける権利』を持っています。国はそのための教育機関として、小、中学校、高等学校、そして大学を用意しています。ご存知のように小、中学校までは義務教育です。この義務を負っている対象は子供ではなく親の方です。子供では『教育を受ける権利』をうまく使えないので、親が代わりに権利を行使してあげる、つまり子供に教育を受けさせる義務を親が負っているわけです。

そして高校からは『子供自身が希望して教育を受けに行く場所』に変わります。なのでここからは勉強する義務と責任は子供側に移ります。これは決して建て前などではなく、今も昔も学校は勉強をするための場所であり、どちらにせよ学生の本分は勉強です。

今の時代、みんな行くからや部活に打ち込んだりも否定はしませんが、将来後悔しないためにも、このことは親も子供も知っておいた方が良いでしょう。


私も同じ道を歩いてきた。その経験を子供に生かしたい

勉強の意味や目的は子供はまだ分からい。けど親が理解できていれば正しく支えてあげられる