知の子育てと心

知(賢さ)の子育てと心の子育て

知の子育てと心の子育ては重なるところも多く、単純に比べたりはできませんが、学校の勉強を中心に行う知の子育ては『思考力の向上と社会的な価値』これだけでも子供にとって重要であることは確かです。

ただ教科書を使った学習だけでは、実際に経験(体験)するという過程がまったく足りず、なのでどんなに勉強をがんばっていても、他のことを誰かがやってあげていては、子供の人間性に偏りが出てしまいます。知識と経験が偏ったアンバランスな状態です。『勉強を利用して行う知の子育て』と『生活を利用して行う心の子育て』では、子供が成長できる部分はそれぞれ違います。親としては、そこをしっかり分けて考えてあげてください。

また、心の子育ては『親子で一緒に』で良いのに対して、勉強は『子供が一人で』が基本です。どんなにサポートしてあげたくても、実際に勉強をがんばるのは子供自身です。さらに勉強は、基本的に学校側に合わせていく形になるので、子供本位では難しい場合も出てきます。子供が勉強とうまく付き合っていくためには親の取り組みはどうあるべきでしょうか。

→ 子供の勉強の支え方


子供の知能と心の成長はしっかり分けて考える

それができれば、お互いがお互いを引き上げる相乗効果も生まれる