小学生の勉強

小学生の勉強

何事もそうですが学校の勉強も最初が肝心です。勉強もスタートでつまずくと最初から嫌いになってしまいます。それだけは絶対に避けなくてはいけません。ただ、これは子供たちが、なるべくスムースに勉強になじんでいけるようにと配慮もあってのことなのか、小学校に入学してしばらくは学習内容はとても簡単です。理解ができれば勉強もそれほど苦にはならないので、この期間は、家庭での勉強(自主学習)を習慣化する最初で最大のチャンスです

子供の勉強ので親がまず取り組むべきは『家庭で勉強する環境を整えてあげること』。親は子供の小学校入学をきっかけに、家で勉強する場所と時間を設定し、最初はとくにそれをある程度管理してあげてください。

勉強は毎日のことなので、たとえば『晩ごはんを食べたあとの一時間』のように、なるべく時間は決めてしまった方が良いでしょう。テレビやスマホなど集中の妨げになるようなものは遠ざけて、子供が『勉強の時間』とはっきり区別できるようにします。付きっ切りになる必要はありませんが、低学年の間はなるべく親の目が届く場所で。質問を聞いてあげたり、たまにで良いので宿題も見てあげれば、その時の子供の学習内容や理解度の把握にもつながります。

家庭学習を続けていれば、親も子供も少しずつ要領がつかめてくると思うので、家庭学習が子供の習慣(当たり前)になるまで、しっかり寄り添いながら支えてあげてください。

具体的な学習方法については、ネットや書籍等で調べれば参考にできる情報が色々見つかると思いますが、個人的には小学生の間は勉強に慣れさせることが一番と割り切って、毎日続けることを第一に、あまり厳しくなりすぎないように、宿題と、その時使っている教科書にそった問題集(教科書準拠問題集)をやっておく程度で十分だと思います。


追記 早期教育について

早期教育は就学前教育とも呼ばれ、その意味は文字通り、学校で学ぶ内容を就学前(小学校入学前)から学び始めることです。主な目的も子供の精神面を育てるというより学習能力の向上です。早期教育が重要視される理由の一つに、就学時の成績がその後も継続する傾向にあることが挙げられます。実際の調査でも『小学校入学時と卒業時の成績にあまり変化が見られなかった』といった報告もあるようです。『学校の勉強もスタートダッシュが大事』というわけなのでしょう。ただ早期教育は、子供によっては過度なストレスを与えてしまう場合もあります。実施にあたっては十分注意が必要です。

→ 中学生の勉強


子供が小学生の間は家庭学習の習慣化を目標にがんばる!

このさき学校の勉強とうまく付き合っていくためには、まずそれが大事