子供のトラブル

子供のトラブル、改善が難しい理由

とくに思春期を過ぎたあたりから、子供関係のトラブルは改善が難しくなると言われます。それは子供は年齢が上がるほど自分の価値観で物事を判断する割合が高くなるからです。ただ、それ自体は何も特別ではなく、子供の成長過程では自然なことです。

この問題の本質は『それまでの心の成長が、そのまま本人の価値観に反映されてしまう』ここにあります。


『小さかったころは素直だったのに最近コミュニケーションが取れなくなってきた』よく聞く親の悩みです。

幼い心が元になってできている幼い価値観では、自分とは違う親や大人の意見を理解しようとせず、結果、話に耳を貸さない、コミュニケーションも取れない、となってしまいます。

たとえば親が「子供と将来を見据えた話がしたい」と思っても、子供側にそれを受け止めるだけの精神的成長がなければ会話は成立しません。どんなに年齢が上がったからと言って、中身(心)がまだ幼ければ大人としてのコミュニケーションは取れないのです。


『実は中身は幼いままだった』これが多くの場合、子供関係のトラブルをが起きる原因と、その改善が難しい理由です

子供の成長は見た目で判断しがちです。しかし目には見えない心だからこそ、心の子育てにもしっかり取り組んであげる必要があるでしょう。

→ 非認知能力


子供にアドバイスをしてあげたいけど聞いてくれない

それは心が幼いから。「うざい・うるさい」は中身がまだ幼い証拠