家事の実践 2

家事の実践 2

小学校の三、四年生になる頃まで一緒に家事を続けていれば、簡単なことなら概ね一人でもできるようなっていると思います。(これを目標に置いておくのも良いでしょう)ただ、子供を家事に参加させる一番の目的は、心(精神)の成長です。あくまで家事はその手段なので、子供が家事を通して家族として行動し、それがきちんと機能していることが大切です。

親や兄弟が病気になったり、子供をのこして家を空けなければいけない場合など、ちょっとしたイレギュラーやアクシデントは家族にはつきものです。そんなときは、おもいきって子供に頼ってみてください。一通り家事ができるようになっていれば、きっと役に立ってくれるはずです。家族のために子供の行動が役立つ機会を演出してあげることも子育てには必要です。

普段の家事では、褒めたり間違ってもお礼を言う必要はありませんが、イレギュラーで子供が誰かのために行動できたときは、しっかり言葉にして感謝の気持ちを伝えてあげましょう。大人に認められ役に立ったんだと子供が感じたとき、心は大きく育ちます


つづける

中学生高校生になると、塾や部活や習い事など、忙しく毎日を送っている子もたくさんいます。しかし『家族の仕事は家族でする、手があいている者がいれば一緒にやる』この基本は崩さずに。勉強があるからや部活で疲れているからを、お皿を洗わない理由にさせてはいけません。家以外の生活を尊重してあげることも大切ですが、それも良好な家庭生活があればこそです

もちろん子供が本当に時間を惜しんで何かに取り組まなければいけないときには、いくらでもサポートしてあげてください。普段家族として行動できているのなら、心はしっかり育っています。きっと感謝の気持ちを持ってがんばってくれるでしょう。

→ 子供と家事・まとめ


子供に家事をさせることに抵抗がある人も多いかも

常識に流されてはいけない。間違いなく子供にとって最大の学びの場は家庭