非認知能力

非認知能力

みなさんは『非認知能力』という言葉をご存知でしょうか。非認知能力とはテストやIQの高さでは測れない、しかし社会的成功のためには、それ以上に重要とされる『意欲』『自制心』『忍耐力』『責任感』『社交性』『粘り強さ』『計画性』など、人の内面の能力のことです。

現在この非認知能力が子育てにおいても大きく注目されています。それは非認知能力が大人になってからでは伸ばすことが難しく、子供時代にこそ集中して取り組む必要があると言われているからです。

『非認知能力』とは 『意欲、協調性、思いやり、自制心、集中力、粘り強さ、忍耐力、計画性、創造性、コミュニケーション能力』といった測定できない個人の特性による能力。対義語 : 認知能力(学力)。 学術研究によって、非認知能力の高さが学歴や雇用、収入に影響することが明らかになっている

非認知能力と心の子育て

以上のように『非認知能力』の定義を見てみると、そのほとんどが『心の強さ優しさ柔軟さ』など『人の心の在り方』と重なっています。つまり『子供の非認知能力を伸ばすこと』と『心の子育て』はほぼ同じで、どちらも『子供の精神面の成長』こそが共通の目的だと言えるでしょう。


子供の非認知能力を伸ばす取り組み

現在子供の非認知能力を伸ばす様々な取り組みが行われています。インターネットで検索すれば色々な情報が見つかると思います。ただ残念ながら、まだ確立された方法などはないようです。

また、情報を調べると『子供の行動や好奇心を尊重する』というワードを多く見かけます。これは『子供の主体性を大事にすることが非認知能力の向上につながる』という理屈からですが、しかし単純に『子供を自由にさせれば良い』というわけではなく、一定の『制限(ルール)』はもちろん必要です。そしてそのルールは大人(親)が適切に設定してあげなくてはいけません。

決められた制限の中で自由にさせる』この二つが揃って、子供の非認知能力を伸ばす(心を育てる)準備は整います。

→ 子供の心の育て方


非認知能力と心は同じもの?

まったく同じではないけれど共通してる部分は多い